この記事で分かること：
- グラブの保管方法
- グラブの基本のお手入れ
- 雨に濡れたときのお手入れ
グラブの正しい保管方法
基本的なグラブの保管方法は、「親指・土手・小指を床につける」または「指先を床につけて立てる」です。
横向きに置いてしまうと、せっかく型を付けたグラブがつぶれてしまうのでやめましょう！
グラブお手入れ 基本の３ステップ
① ブラッシング（泥落とし）
② レザーローション（汚れ落とし）
③ オイル塗り（保革）
この３ステップは革靴などのお手入れ手順と同じです。革製品はお手入れ次第で寿命が大きく変わります。丁寧にお手入れを続けて、長くいい状態を保ちましょう！
必要な道具
・ブラシ
・レザーローション
・グラブオイル
・柔らかい布（古くなった綿シャツなどでもOK！）
ステップ① ブラッシング
一番重要なのが、ブラッシング！使用後は必ず土をしっかり落としましょう！！また、グラブが汗で湿っている場合は、一旦しっかり乾かすようにしてください！
ステップ② レザーローション（汚れ落とし）
ブラシで落ちない、革に浸透した汚れはレザーローションで落とします。グラブに土が付きやすい、捕球面・指先・背面をチェックしましょう。
まずは柔らかい布か、専用のスポンジ等に薄くのばします。汚れた場所にローションを塗り、柔らかい布で拭き取ります。ブラッシング効果で、この時点でかなり綺麗になります。
拭き取り終わったら乾くまで待ち、汚れが完全に浮き出てくるのを待ちます。
乾いたらもう一度柔らかい布でグラブをみがきましょう。乾いたあとにもう一度みがくことで、色褪せしづらくなります。
ステップ③ オイル塗り
保革オイルはグラブの命！定期的に、乾いた革に潤いと栄養を与えましょう！
塗る場所は捕球面や指先など、擦れやすく革が傷みやすい場所です。塗りすぎるとグラブが重くなってしまうので、指で薄く伸ばすのがお勧め。
塗り終わったら②と同じく乾くのを待ち、もう一度綺麗な柔らかい布で磨きましょう！
悩むのはオイルを塗るタイミング。不足すると革が消耗してしまうし、塗りすぎるとグラブが重くなってしまいます。
そこで重要なのは、
「オイルを塗ったグラブのツヤ感を覚えておくこと」
使用後のグラブをしっかり見てあげて、
（革が乾燥してきたな…）（硬くなってきたな…）（色あせてきたな…）
と感じる箇所があれば、そこに塗り込むようにしましょう！
さらに仕上げたい人は… 馬毛ブラシ
オイルが乾いて柔らかい布で磨いたあと、馬毛ブラシ（白っぽい毛のブラシ）でやさしく磨くと、さらにグラブにツヤが出やすくなります！余裕があればやってみましょう！
大切なのは、グラブと向き合うこと
グラブの状態を日々観察できるのは、持ち主であるあなただけです。
傷んでいないか、綺麗に保てているのか、愛情をもって丁寧に見てあげてくださいね！
動画を参考に、日々のお手入れをしっかり続けてみてください。
丁寧にお手入れされたグラブは、きっとあなたのパートナーとして長く活躍してくれるはずです。
お手入れに必須のアイテム
ブラシ
豚毛（黒）と馬毛（白）がセットになったものがおすすめです！
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レザーローション（汚れ落とし）
汚れ落とし、保革両方の機能を持つものがおすすめです！
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グラブオイル
ドナイヤのオイルは、水を使っておらずグラブが重くなりづらいのでおすすめです！
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価格:1,296円 |
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メンテナンスセット
ブラシやオイルなどお手入れに必要な道具が一式揃ったメンテナンスセットなどもあります。一つ一つそろえるのが大変な場合はセットもオススメです！
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雨の日のお手入れ方法
グラブが雨で濡れたら、帰宅後すぐに必要な処置をしましょう。濡れた革の取り扱いの基本は、なるべく早く、かつ自然に乾燥させることです。ドライヤーで温風をかけるのは絶対NG。急激に乾かすと、革にひびが入ったり、傷んでしまうことがあるので注意しましょう。
１．グラブの土汚れを十分落とす
乾かす前に、まずは豚毛ブラシ等で土汚れをしっかり落としましょう。
２．グラブの中・表面に新聞紙をあてる
内部も湿っている場合は、細くした新聞紙等を指部分に詰め込みます。その後、グラブの外側全体を新聞紙で包みます。グラブと新聞紙の間はなるべく隙間を作らず、紙にしわを作る等してきちんと密着するようにしましょう。新聞紙が無い場合は綿タオル等で代用します。とにかくそのまま放置せず、水分が抜けやすいようにしてあげることが大切です。
３．自然風で乾燥させる
直射日光が当たらない、できれば風通しの良い場所に置いて１日程度放置します。家に除湿器がある場合は近くに置いておくのもOK。
４．しばらく置いたら様子をみる
ある程度時間を置いたら、新聞紙を少し外して様子をみてみましょう。濡れがひどかった箇所や内部が十分乾けば新聞紙を外しても大丈夫です。
５．通常のお手入れ
しっかり乾いた後、気になる汚れがあればローションで取ったり、保革オイルを塗って通常のお手入れをしてあげましょう。完全に乾いてからでないとグラブが重くなりやすいので、しっかり時間を置いてから行いましょう！
濡れたグラブのお手入れにおすすめのアイテム
グラブドライヤー
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グラブの手を入れる所に入れておくだけで、湿気を取ってくれる優れものです。雨で濡れた時はもちろん、普段使いで汗を吸ったときなどこまめに使うようにすると、革が長持ちしやすいです。高いものでないので、グラブを長く使いたい場合はかなりおすすめです！
最後まで読んでくださりありがとうございました！
グラブの基本についてより深く知りたい方は、こちらの本もおすすめです！