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初めての野球グラブ: 知っておきたいグラブの選び方・型付け・お手入れ術
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いよいよグラブ手に入れた!!だけど、型付けってまずはどうすればいい…?
グラブを買ってすぐのお手入れ・型付けはとても大事です。
最初の扱い方を間違うと、捕球面が浮いてきたり、波打ったりと使いづらいグラブになる可能性があります。
この記事を参考に、波打ちのない綺麗な捕球面、綺麗なポケットを持つグラブ育成に挑戦しましょう!
「ポケット」とは
いわゆる「ボールが収まる場所」のことで、捕球面の中で特に窪ませる場所になります。
一般的に、セカンドやショートはウェブ下~薬指付近まで広く浅く、サードや外野手はウェブ下か捕球面の中心に狭く深く作ることが多いです。
自分がボールをどこに収めるようにしたいかで作る場所は変わります。型付けの醍醐味ですね。
湯もみをしてもらっている?いない?
購入したグラブを、お店でお湯に付け込んでほぐしてもらう”湯もみ”。すぐに実践で使えるレベルでほぐれる一方、ある程度の型の限定をお店側にお任せすることになります。グラブの乾燥のさせ方等、確かな技術が必要なので、自力ではまずやらない方がいいです。湯もみは必ず対応可能なお店でお任せしましょう。
湯もみはこんな人にお勧め:
- 買ってすぐ、実戦でも使えるような柔らかい状態にしたい
- 型付けに自信がないため、ある程度お店にお任せしたい
完全に自分で一から型付けをしたいということで、湯もみをしない人もいます。
固くても地道に少しずつ自分だけの型付けをしていくのもグラブ育ての楽しみですね。
グラブを買って最初にやること
説明動画を作成しました!この記事を読んだら、動画を参考にやってみてください!
グラブを購入したら最初にやるべき4つのこと
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初期お手入れ①:オイルを塗ろう
買ったばかりのグラブは革が固く、思うように動かせません。
グラブオイルを全く塗らずに使い始めると、なかなか柔らかくならないだけでなく、革も無駄に傷んでしまいます。
まずは指や柔らかい布で、グラブオイルを捕球面やひもに薄ーく塗りましょう。
塗りすぎるとグラブが重くなってしまうので注意!慎重に、丁寧に。背中側は最初は塗らなくてもOKです。
数時間~半日ほど置いてオイルが乾いたら、柔らかいきれいな布で優しくみがきましょう。(自分は古くなった衣類を切り刻んで使ってます。)
ちなみに僕は、オイルもグラブと同じドナイヤのメーカーのものを使っています。
ドナイヤはオイルもすごいんです!極限まで「水」を使わずに開発したオイルという点が売り。
オイルは保革効果がありグラブメンテナンスには必要不可欠ですが、塗り重ねていくとグラブが徐々に重くなっていくというデメリットがあります。しかしドナイヤのオイルは極力水を使わないことで、グラブが重くなりにくくなっています!
なるべくグラブを軽く保つことは、柔軟なグラブさばきが求められる内野手にとって非常に重要なことです。
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初期お手入れ②:折り目(閉じ癖)をつけよう
オイルを塗ったら、使い始める前にグラブに「折り目(閉じ癖)」をつけるのがお勧めです。
実際に折れ線ができるほど折り曲げるわけではなく、グラブに癖をつけるイメージです。
これをやらずにいきなり使い始めると、グラブを無理やり閉じようとして中指・薬指付近に力がかかり、捕球面がそこから浮き出てしまう恐れがあります。一度浮き出た捕球面を元の状態に戻すのは難しいです。購入直後は無理にグラブを閉じず、少しずつ閉じ癖をつけましょう。
ポケットを作りたい位置・グラブ内で指を曲げる位置を意識し、そこを囲むようにグラブを手で曲げて馴染ませると、育てたい形に作っていきやすいです。
(折り目の一例)
内野手であればウェブ下~薬指付近まで浅く狭く、三塁手や外野手は捕球面の中心かウェブ下に狭く深く作ることが多いです。型付け初心者の方は参考にしてみてください。
こちらの記事を参考にさせていただきました↓
「グラブ型付けに関する一考察」
初期お手入れ③:捕球面を叩こう
折り目をつけつつ、捕球面をボールや手で叩いて馴染ませます。
ポケットを作りたい箇所を、しっかり叩いて少しずつ革を柔らかくしていきましょう。
型付け専用のグラブハンマーを使うのもよいですね。
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初期お手入れ④:ベルト・ボールで型をキープしよう
①~③のグラブお手入れが終わったら、型をくずさないように保管しましょう。
癖がつくまではポケットを作る位置に大きめのボールを入れ、ベルトやタオルでしばって形をキープするのがオススメです。
僕はIGNIOの型付け専用ボール、グラブ保型ベルトを使用しています。
横向きにペシャっと放置するのはNG!型がくずれてしまいます。
また、ある程度閉じ癖がついてきたら、お店で売っているように親指・小指を設置させる置き方に変えましょう。
常に縛りっぱなしにすると、今度は開きづらいグラブになってしまいます。
保型用のボールは専用のものかソフトボールを使うのがよし。軟球2個とタオル等でも一応代用はできます。
しかし、保型ベルト・ボールは持ち運び時の型崩れ防止にも使えるので、一つ持っていて損はないです!
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終わりに
以上、”グラブを買ったらまず最初にやるべき4つのこと”です。
あとは②~④を日々繰り返し、一~二週間に一度ほど少量のオイルも塗り直し、
グラブが動くようになってきたらキャッチボールなどから使ってみるようにしましょう!
せっかく選んだあなたのグラブ。
ぜひ丁寧に取り扱って、しっかり捕球できるグラブに育てていきましょう!
もう一歩先へ
グラブの選び方や型付けのことをさらに詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事をお読みください。
初めての野球グラブ: 知っておきたいグラブの選び方・型付け・お手入れ術
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